シェルヒューストンオープンは、J.B.ホームズがジョーダン・スピースとジョンソン・ワグナーとのプレーオフを制し、今季初優勝を遂げました。
【トーナメントプレビュー】シェルヒューストンオープン 2015にある通り、パワーランキング1位だったJ.B.ホームズは最終日、首位のジョーダン・スピースから6打差の18位からスタートし、64で回ってトータル16アンダーとしホールアウト。
最終日を69としたジョンソン・ワグナーと、70で回ったジョーダン・スピースの3人のプレーオフとなり、1ホール目でジョーダン・スピースがボギーとし脱落、2ホール目ではジョンソン・ワグナーがボギーとする中、J.B.ホームズはパーで上がり優勝を手にしました。
またもや今回も最終日首位スタートの選手が70台で回って、逆転で優勝をさらわれるという形となり、最終日も60台で回らないと優勝ができない厳しいツアーであることが証明されました。
J.B.ホームズはもともとマスターズの出場権をもっていたので、今大会最後のマスターズ切符をつかむ選手は出てきませんでした。
◆最終日のハイライト動画はこちら
◆J.B.ホームズのクラブセッティング
Driver: TaylorMade R15 430 (9.5 degrees)
Shaft: Fujikura Pro Tour Spec 83X (Made for J.B. Holmes)
Mini Driver: TaylorMade AeroBurner Mini Driver (12 degrees, bent to 11 degrees)
Shaft: Fujikura Pro Tour Spec 93X
5 Wood: TaylorMade SLDR 5HL (21 degrees)
Shaft: Mitsubishi Rayon Diamana B-Series 80X
Irons: Tour Edge Exotics CB PROh (3), TaylorMade Tour Preferred MC 2014 (4-9)
Shafts: True Temper Dynamic Gold Tour Issue S400
Wedges: Cleveland 588 RTX (48, 54 and 60 degrees)
Shafts: True Temper Dynamic Gold Tour Issue S400
Putter: Odyssey Metal-X Milled Versa #7
Golf Ball: Srixon Z-Star
参考:J.B. Holmes’ Winning WITB | GolfWRX
スリクソンの帽子をかぶっていますが、契約はボールと傘下のクリーブランドだけのようですね。
◆J.B.ホームズのスイング
後方から
前方から
セオリーとか無視した凄いスイングですよね。
クラブはテークバックの初期段階ではインサイドに入っていきますが、そこから一気に高いトップへ持っていき、オンプレーンに近づいていきます。
インパクト以降は、左わきの強い締めが特徴的ですね。
◆そのほかの選手
世界ランク50位までに与えられるマスターズ出場権に滑り込んだポール・ケイシーは12アンダーで9位、初日・二日目と60台で回ってマスターズへ調子を上げてきているかのように見えていたフィル・ミケルソンは3日目に75、最終日は71とし9アンダーの17位タイ、パトリック・リードも同じく17位タイのフィニッシュでした。
◆石川遼選手
日本人では石川遼が唯一の出場でしたが、2日間で2アンダーとしカットラインに2打足りずに今季6回目の予選落ちとなりました。
今季課題のドライバーについては、FWキープ率が初日は35.71%、2日目は57.14%と今大会でも低調。パーオン率は2日間トータルで80%を超えていましたが、ストロークゲインドパッティングが2日間トータル-2.286と低かったのは、タッチが合っていないという本人のインタビューもありましたが、パーオンはするもののバーディにつながるようなワンパット圏内につけていられなかったことも理由としてはあったのではないでしょうか。
◆初日から3日目のハイライト動画
初日
2日目
3日目
さて、今シーズン初のメジャー大会であるマスターズウィークになりました。
タイガーも出場を表明しましたし、非常に楽しみですね!
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