とうとう現地ではマスターズが始まってしまいましたが、【マスターズ2015情報 4/7】コース紹介 No.3からNo.10の続きを書きます。。。
No.11:505y Par4(愛称:ホワイト・ドッグウッド)
いわゆるアーメンコーナーの1ホール目です。
長いです。500y越えのPar4です。長いです。
軽い右ドッグなので、珍しくフェードでもいけそうなホールですね。
グリーン左の池に向かって、グリーン手前側のフェアウェイからグリーンも傾斜がついており、長いセカンドも非常にプレッシャーがかかります。
No.12:155y Par3(愛称:ゴールデン・ベル)
このあたりからテレビに結構映り始めるので、記憶にあるって人も多いかもしれません。
そんなに長いショートではないにもかかわらず、多くのトッププロが奥のグリーンにボコボコ入れてしまうホールです。
難しさの理由は、ホールを囲む木々が風を読みにくくしていること、また非常にグリーンの縦幅が狭く、落としどころが限られているというところにあると思います。
No.13:510y Par5(愛称:アザレア)
左ドッグレッグでフェアウェイの左をずっと流れるクリークが、グリーン手前を横切るホールです。
このホールも様々な名場面を生み出す、見てる方にとっては楽しいけれど、やる方にとっては非常にプレッシャーのかかるホールです。
グリーン→手前を流れるクリークを避けるために、2オンを狙うためにはグリーンに向かって左から曲がっていく球で攻めたいところですが、フェアウェイが非常に左に向かって傾斜しており、右打ちにとってはフェードを、左打ちにとってはドローを打つのは非常に難しいホールです。
No.14:440y Par4(愛称:チャイニーズ・ファー)
このホールもまた左ドッグレッグです。
そんなに長くないホールですが動画を見ても分かるとおり、フェアウェイは右に傾斜しており、さらにグリーンの手前からグリーン脇まで右に傾斜しているので、セカンドはボールが右に行きやすく、
少しでも右にはずすと、どんどんボールが右に転がっていってしまうというホールです。
No.15:530y Par5(フィレットホーン)
ティショットは珍しく開けてる印象を受けますね。
Par5なので多くの選手が2オンを狙って生きたいところですが、打ち下ろしで手前に大きな池があります。
打ち下ろしということは、右打ちであれば左足下がりのライから縦幅の狭いグリーンに向かって柔らかい球を打たないとならず、かつ奥に向かって下っているのでオーバーすればすぐにグリーン奥にどんどん転がっていきます。
本当によく設計されてるホールですね。
No.16:170y Par3(レッドバッド)
マスターズの最後の3ホールです。
ピンの切られている位置によって、まったく攻め方の変わるホールですね。
動画のように左手前のピンの場合は、グリーン中央の傾斜にぶつけて転がして寄せていくなど、傾斜をうまく利用してピンに寄せていくホールです。
No.17:440y Par4(ナンディナ)
かつてのアイゼンハワー大統領に、邪魔だから切れと言われても切らなかったと言われるアイゼンハワーツリーですが、昨年の雪嵐の被害で伐採されてしまい、以前に比べればドローが必要なティショットではなくなりましたが、それでもドローの方が攻めやすいでしょうね。
No.18:465y Par4(ホーリー)
数々のドラマを生み出した18番ホールです。
日曜の最終組近くになると、少し日が傾いてきて、明るい緑の映える昼間とは違い、夕日に近い日差しとオーガスタの明るい緑とキャディの白いウェアが、何とも言えない光景を生み出すホールです。
優勝をほぼ手中に収めて18番グリーンに歩いて向かい、パトロンからの大歓声に帽子を上げて応えるときのプレイヤーの気持ちはどんなものなのでしょうね。
ホールとしては、オーガスタでは非常に珍しい右ドッグレッグです。
縦長ですが2段のグリーンで、きっちりピンのある段に打っていくセカンドショットの精度が求められます。
ということで、一応これで18ホール全て見ることができました。
まじめに見れば見るほど難しいコースなんだろうなという印象を持ちますね。
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