2015/04/07

【マスターズ2015 情報 4/7】【パワーランキング①:No.1からNo.5】No.1はバッバ・ワトソン

本日、速報で松山英樹がマスターズのパワーランキングで14位に入ったという記事を書きましたが、全パワーランキングを見ていきます。

Power Rankings: Masters Tournament

No.5までの選手を細かく見ていきます。

◆No.1 バッバ・ワトソン
マスターズ2015のパワーランキングNo.1はバッバ・ワトソンです。
2012年はウーストヘイゼンとのプレーオフを制して初のメジャータイトルを手に入れ、昨年のマスターズでは2位のブリクストやスピースに3打差をつけて2勝目をあげ、マスターズとの相性は抜群ですね。
相性という意味では、スライスに近いフェードでビッグキャリーが持ち球のワトソンですが、ドローヒッターかつロングヒッター有利と言われるマスターズでは、レフティはフェードで攻めて行けるので、その点もワトソンにとっては非常に有利です。
今シーズンの成績は、WGC-HSBCチャンピオンズで既に1勝を上げ、WGC-キャデラック選手権では2位に入るなど好調を維持しており、調子の面でもいい状態なので死角は見当たりません。

スタッツを見ると、バッバ・ワトソンの一番の特徴であるドライビングディスタンスは309.0yで2位です。
他に特徴のあるスタッツとしては、スクランブリング(パーオンできなかったホールでパーかそれ以上のスコアでホールアウトする率)が70.25%の2位と、ロングゲームだけでなくショートゲームでも非常にいいデータを残しています。

バッバ・ワトソンのスタッツはこちら→PGATOUR.com – Bubba Watson Stats

◆No.2 ジミー・ウォーカー
前半戦に特に強さを発揮するジミー・ウォーカーですが、2015年シーズンは既にソニーオープンとバレロテキサスオープンを勝利しており、現時点で今季2勝をあげている唯一の選手です。

その際の記事はこちら→【新着ハイライト】2015 バレロテキサスオープン ジミー・ウォーカー今季2勝目

派手さはなさそうに見えるものの、スタッツを見るとドライビングディスタンスは301.4yで17位、ストロークゲインドパッティングでは1位と、Fedex Cupポイントランキング1位なのも頷けるデータとなっています。
また、Par5のスコアリングアベレージは4位と、Par 5でスコアを稼いぐことがカギになるオーガスタでは有利なデータです。

J.ウォーカーのスタッツはこちら→PGATOUR.com – Jimmy Walker Stats

◆No.3 ジョーダン・スピース
今季はヒーローワールドチャレンジとバルスパー選手権で勝利をあげており、バレロテキサスオープンとシェルヒューストンオープンで2試合連続で2位に入るなど、非常に好調なシーズンを送っており、メジャー初優勝も遠くないですね。

バルスパー選手権最終日の記事はこちら→2015 バルスパー選手権最終日ハイライト

スタッツを見ると、ドライビングディスタンスは293.5yの55位でPGAツアーの中では飛ぶ方の選手ではありませんが、持ち球はドローなのでオーガスタは攻めやすいホールが多そうです。
パッティングに非常に安定感があり、スコアゲインドパッティングは5位、1ラウンドあたりのパット数では1位となっており、今季の試合を見ていると特に4m前後のパットを本当によく決めている印象があります。

J.スピースのスタッツはこちら→PGATOUR.com – Jordan Spieth Stats

既に大物の風格が漂っており、ここ2試合は惜しくも優勝を逃してはいますが、優勝争いの経験もかなり積んできており、昨年初出場ながら2位に入った今大会には良い印象をもって臨めるはずなので、初日、2日目といい位置につけられれば優勝争いにも食い込んでいくのではないでしょうか。

◆No.4 ジェイソン・デイ
2013年のマスターズでは、2日に首位に立ちながら3日目と4日目に伸ばせず3位でのフィニッシュとなり、初メジャータイトルのチャンスを逃してしまいましたが、大舞台に強く何度も上位に顔を出すなどメジャー大会での上位フィニッシュの常連といえます。

今季はファーマーズインシュランスオープンで4人のプレーオフを制しており、AT&Tペブルビーチ ナショナルプロアマでも4位タイに入るなど、こちらもシーズン序盤で既に好成績を収めています。

スタッツとしては、ドライビングディスタンスは305.1yで9位、パーオン率では72.22%の3位、1ラウンドあたりの平均バーディ率では2位と、非常に素晴らしいデータです。

J.デイのスタッツはこちら→PGATOUR.com – Jason Day Stats

◆No.5 ヘンリック・ステンソン。
今季のPGAツアーでは直近の4試合で連続トップ5入りするなど、優勝こそありませんが好調を維持しています。
マスターズでは14位タイが最高成績で、他のメジャーでの勝利の経験もなく、ワールドランク2位の実力は間違いないのですが、まだ実力に見合うだけのメジャーでの成績が付いてきていないですね。
そろそろ取ってもいいんじゃないかと。

スタッツを見ると、パーオン率が72.92%で2位、ストロークゲインドパッティングは1.004でこちらも2位、アベレージスコアは69.301で堂々の1位、スクランブリング(パーオンできなかったホールでパーかそれ以上のスコアでホールアウトする率)は69.23%の4位と、パーオン率も高く、パットのスタッツも良く、スクランブリングも高いという素晴らしいデータです。

H.ステンソンのスタッツはこちら→PGATOUR.com – Henrik Stenson Stats

ここまでの選手の2015/4/7時点での、ワールドランクとFedex Cupポイントランクは下記の表の通りです。

プレーヤーワールドランクFedex Cupランク
1B.ワトソン35
2J.ウォーカー101
3J.スピース42
4J.デイ59
5H.ステンソン228
※2015/4/7時点のランキングです。

とりあえず、No.5までの紹介は以上なのですが、あれ?と思いますよね。
あいつがいない。。。
ワールドランクNo.1のマキロイがNo.5までに入っていないのです。

ということで、No.6からはまた別記事です。。。

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