参考:2015 バルスパー選手権最終日 J.スピースがプレーオフを制し、今季初優勝
2015 バルスパー選手権最終日プレビューにも記載しましたが、J.スピースはアマチュア時代から有名な選手で、全米ジュニアアマチュアを2度制しており、これはタイガーに続き2人目ということで、その点からも非常に期待されている若手です。
2012年にプロ転向し、2013年のジョンディアクラシックで初優勝。このときはまだ19歳で、10代でのPGAツアー優勝は、82年ぶりということです。
その後、2013年シーズンの新人賞を獲得し、2014年にはライダーカップにも出場しています。
◆J.スピースのクラブセッティング(2015バルスパー選手権優勝時)
Driver: Titleist 915 D2 (9.5 degrees)
Shaft: Aldila Rogue 60TX
3 Wood: Titleist 915F (15 degrees)
Shaft: Graphite Design Tour AD-DI 7X
Hybrid: Titleist 915 H.d (20.5 degrees)
Shaft: Graphite Design Tour AD-DI 95X
Irons: Titleist 714 AP2 (4-9)
Shafts: True Temper Project X 6.0
Wedges: Titleist Vokey SM5 (46-08, 52-08, 56-10, 60-04)
Shafts: True Temper Project X 6.0
Putter: Scotty Cameron 009 Prototype
Grip: SuperStroke Flatso Ultra (Black/White)
Ball: Titleist Pro V1X
参考:Jordan Spieth’s Winning WITB | GolfWRX
ドライバーは915にスイッチする前は910を使っていて、913は飛び越してます。
FWも以前はロケットボールズを使っていましたが、915Fにスイッチしており、915シリーズはかなりフィットしたんでしょうね。
にしても、ウッド1本、ハイブリッド1本でウェッジ4本(PW含む)というセッティングの選手がPGAは多いですね。
それほど、ショートゲームが大事ということでしょうか。
◆J.スピースのスイング動画
まずは後方から。
次は正面。
正面からの動画を見ると分かりますが、いまどきにしてはウィークなグリップで、テークバックはあまりコックを使わずシンプルに上げていきます。
ダウンスイングで特に左サイドの使い方に特徴があり、かなり早い段階から左足の外側に体重が乗っていきます。
拇指球で体重を受け止めろなんて言いますが、J.スピースは小指で受け止めてるような感じで、インパクトでは既にかなり左足がめくれています。
この左足の使い方は、コーチによっては意見の分かれるところでしょうね。
左ひじのたたみも遅く、左ひじが目標方向に向かって進んでいくようなイメージです。
実はJ.スピースは左利きで、そのあたりもこの少し特徴的なスイングに影響してるのかもしれません。
コックやヒンジをあまり使わないスイングで、再現性は高そうなので、そこが大事な場面でも強さを発揮できるポイントかもしれませんね。
これで2勝目ということで、上位スタートでは勝てないなんて言われることはもうないでしょう。
マスターズに向けていいタイミングで2勝目が来ましたね。
J.スピースの詳細プロフィール
Jordan Spieth - Official PGA TOUR Profile
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