2014/02/28

714 AP2買いました


photo.jpg を表示しています

タイトリスト 714 AP2を買いました。
シャフトはDG S-200です。
これまで使っていたのは、キャロウェイのX-Forged 2009なので、5年ぶりのアイアン変更です。

昨日初めて打った感触としては、
・構えた感じは、X-Forgedに比べると714 AP2の方が多少グースは付いていて、少し違和感はあったものの、ソール幅が広くなったのとソールの形状によって、X-Forgedよりも格段に抜けがいいです。
・打感は、X-Forgedの方が良いかなと思いますが、全然いい打感です。
・タングステンが入っているからなのかは分かりませんが、X-Forgedより前に飛んでいく感じがあります。

この2つの点が、まさに期待していたところだったので、すごく満足しています。
夏はX-Forgedで全然問題ないのですが、冬は寒さとウェアのせいか飛距離が5yardぐらい落ちちゃうのと、冬の枯れ芝だと、X-Forgedのソール幅だとちょっと刺さる感じがあって、抜けが良くて打ちやすいアイアンに替えたかったのです。

イメージとしては、X-Forgedの前に使っていたキャロウェイのX-16 Tourにタイトリストっぽさを加えた感じですね。

5Iのロフトは26度で、これはX-Forgedと同じですが、PWは45度で、X-Forgedより1度立ってます。
5Iと6Iの間が3度ピッチで、それ以外は4度なのですが、そこの部分で1度立ってる感じです。
ここはなぜなんでしょうかね?
ヘッド素材が軟鉄なので、PWとAW(52度)との距離感が気になったら、1度寝かせてもいいかな。

ドライバーを913 D3に替えてから、タイトリストのクラブは改めて本当に素晴らしいなと実感し、フルタイトリスト化を推し進めていますw

今タイトリストじゃないのは、3Wと7W(両方ともTaylorMadeのV-Steel)、ウェッジ(フォーティーン)、パターです。
パターは別にして、それ以外はタイトリストにしたいなと。

お金がいくらあっても足りません。。。

2014/02/27

[クラブセッティング] J.デイ(2014アクセンチュアマッチプレー)


2014年アクセンチュアマッチプレーで優勝した、J.デイのクラブセッティングです。




ドライバー: TaylorMade SLDR (シャフト:Matrix TP7HD), 10.5度
4w: TaylorMade RocketBallz Tour(シャフト:Matrix Ozik TP7HD), 17.5度
アイアン (2): TaylorMade MC Forged;
アイアン (3-PW): TaylorMade Tour Preferred MC 14
ウェッジ: TaylorMade ATV (52, 60度)
パター: TaylorMade Ghost Monte Carlo
ボール: TaylorMade Tour Preferred X

ドライバーはSLDRで、FWはまだRocketBallzなんですね。
あと、アイアンの中では、2番アイアンだけ過去のモデルを使ってる。
それ以外は、2014モデルのTaylorMade TP MCです。
新しいクラブを試してから実戦投入するまで、少し時間をかけるタイプかもしれません。

このTaylorMade TP MC 14アイアンは、こう言ってはなんですが、TaylorMadeから出た久しぶりの本格アイアンという感じで、300forgedを使ってた身としては、やっとちゃんとしたアイアン出してくれたなという印象です。
ちゃんと作ると、すごくいいクラブ作れるんですよ、TaylorMadeって。

マトリックスというシャフトはあまり日本で見かけないですね。
どんなシャフトなんでしょう。。。






2014ホンダクラシック プレビュー動画とマキロイのインタビューについて

2014ホンダクラシックのプレビュー動画です。
本記事の後段では、マキロイのインタビューについても、触れています。


主に、Fedex Cupポイントレースの話ですね。

PGAツアーは、ホンダクラシックから東海岸に移って、フロリダ州で行われる試合が続きます。
ホンダクラシックと言えば、2012年にR.マキロイが勝利を収めて、世界No.1になった試合です。

ということで、PGAのオフィシャルHPにマキロイのインタビューが出ていました。
出典:Exclusive Q&A: McIlroy opens up

勝手に一部抜粋して、気になったとこだけ拙訳します。間違ってる部分があったらごめんなさい。

*********************************************************************

PGA Tour.com:正直に昨シーズンを評価すると、どんなシーズンだった?

マキロイ:10のうち7程度。それなりにコース上でうまくいくこともあったけど、去年のシーズンで最も必要だったのは、クラブとスイングの変更に適応していくことだった。2013年の最後には、凄くポジティブな結果になった。

PGA Tour.com:2013年で一番悪かった点は?

マキロイ:多分去年のホンダクラシックだね。残念な結果でコースを去らないといけなかったし、凄く残念で自分じゃないみたいだった。ゴルフは、フラストレーションがたまったり、感情的になってしまうことのあるゲーム。でも、一番大切なことは、これらのことから僕が多くのことを学んだということだ。忍耐強くいなきゃいけないし、普段通りのプレーを常に心がける必要がある。

PGA Tour.com:それらの苦しい時期の中で学んだ、一番大きなことはなに?

マキロイ:落胆から立ち直ることだね。成熟する必要があったし、それができた。ゴルフを好きな気持ちこそが僕を世界でNo.1にしたことを、常に思い出すことが重要なんだ。

(中略)

PGA Tour.com:道具を替えるときには、調整の期間が必要だと思うんだけど、どのクラブが一番調整に時間がかかった?それはどれぐらいの期間だった?

マキロイ:全てのクラブが同じタイミングで100%良い状態になったのは、本当に素晴らしいことだったけど、でも言いたいことは分かるよ。飛距離は僕の中で一番重要なファクターだから、ドライバーに一番慣れる必要がある。あともちろん、パターはフィーリングが一番重要で、ちょうどいい状態にするには時間をかける価値があるんだけど、素晴らしいナイキチームと一緒に仕事をできたことがとても助けになったよ。僕は今、今までで一番いいドライバーとボールの組み合わせを手にしたと思っている。

(中略)

PGA Tour.com:世界でNo.1になって、メジャーに2勝して、100万ドルの契約にもサインした -- あのとき、こういうレベルのスターダムに、こんなにも早く到達するための準備がちゃんとできていたかな?ちょっと早すぎたってことはない?

マキロイ:確かに、それは一気に訪れたことだった。でも、早すぎた?それらにブレーキを踏むようにうまくプレーしたり、それらの意味することを考えるために、No.1になりそうなのを抑えることなんてしなかった。とは言っても、あれだけのスポットライトが当たることに慣れるのには、少し時間がかかったよ。

PGA Tour.com:それが不公平であろうがなかろうが、あなたは多くの場合、実際の年齢よりも成熟していると思われているよね。でも、ときどき僕らはあなたがまだ24歳だってことを忘れてるよね?

マキロイ:確かに僕は、ゴルファーとしても、また、プレー以外の僕の人生においても、多くのことを学んでいる最中だ。でも、僕のキャリアは一晩でここまで来たわけじゃない。アマチュアだった頃と、プロとしてのキャリアの最初のころに、ある程度のことは学んで準備はできたと思う。とは言っても、まだ当然、これからだけどね。

*********************************************************************

疲れたので、この辺で終わりにします。。。
クラブに関するところは置いておいて、結構正直に自分の言葉で話してる印象ですね。
虎のいぬまにというところはあったにせよ、2012年は本当に一気に大活躍して、物凄い変化があって、それらに慣れるのに時間がかかったけども、そこから多くのことを学んだのだ、ということがしっかりと伝わってくるインタビューですね。
2013年シーズンを通して、クラブ、スイングの変化、周りの環境の変化に適応していき、大人になったマキロイが、今シーズンどんな活躍をするのかが凄く楽しみです。


訳したのは、下記のあたりです。

PGATOUR.COM: If you were being honest with yourself in grading your season last year, what would you give yourself and why?

RORY McILROY: Perhaps 7 out of 10. Many things of course could’ve been better but I think I’ve worked through most of the necessary changes with my clubs and my swing. And 2013 ended on a much more positive note.

PGATOUR.COM: What was your lowest point of 2013?

McILROY: Probably The Honda back (last) February. I made a mistake walking off the course and disappointed not just myself. Golf can be a frustrating game and emotionally tough. What’s important, though, is that I’ve learned from that episode. I need to stay patient and play my way through the difficult patches.

PGATOUR.COM: The single-biggest thing you learned from those struggles was … ?

McILROY: The ability to pick myself up after disappointment. I had to mature, and I did. And through the lean times it was important to remind myself that it was my love of golf that secured my position as No. 1 in the world. That passion for the game is something I’m really enjoying again.

(中略)

PGATOUR.COM: There’s usually an adjustment period when a player switches equipment. What part of the bag was most difficult to get fine-tuned and comfortable with, and how long did it take?

McILROY: It would be fantastic to be 100 percent comfortable with all 14 clubs at the same time, but I know what you mean. Distance is such an important factor in my game, so my driver is something I really need to be comfortable with. My putter, too, of course -- feel is everything. It was worth taking the time to get it right, and working with a very talented Nike team really helped. I now have the best driver and ball combo I’ve ever used.

(中略)

PGATOUR.COM: No. 1 in the world, winning two majors, signing a multimillion-dollar endorsement deal -- were you fully prepared for the level of stardom that you reached so quickly? Was it in any way too much too soon?

McILROY: It did come up on me rather quickly. But too soon? It wasn’t as if I could put the brakes on playing well or hold back the No. 1 spot until I considered what it would mean. That said, being in the spotlight does take a bit of getting used to. I’m still learning to manage the level of attention, to be honest, in all its guises.

PGATOUR.COM: You’re often credited for being mature beyond your years, not unfairly either. Do we sometimes forget however that you’re still just 24 years old?

McILROY: Of course I’m still learning, as a golfer and in my life outside the game. But to come this far in my career was not something that happened overnight. I suppose there has been lot of learning and some degree of preparation for this during my amateur days and early professional career. But it’s ongoing, naturally.







2014/02/26

シャフトの選び方・後編 ~ タイプとスイングの関係 ~

After giving Rickie Fowler a long putt following a long wait, Sergio Garcia fell to young Fowler. (Getty Image)
画像出典:PGAtour.com : Garcia falls after gentlemanly move

上の画像は、アクセンチュアマッチプレー3回戦、S・ガルシアとR・ファウラーの画像です。
6番ホールでのガルシアの行動が物議を醸しました。
(動画:http://www.pgatour.com/video.html/2014/02/21/sergio-garcia-offers-a-gentlemanly-gesture-at-accenture#ooid=4zOHlyazpTJKT706jvEhh36NCmbOGtnK
僕は見たわけではないので、詳しい状況は分からないのですが、ガルシアの2打目がスプリンクラーヘッドか何かの中に入ってしまい救済を受けたものの、それらに時間がかかったため、5m強のファウラーのParパットをコンシードしました。
インタビューでは、「自分がファウラーの立場だったら、あんなに待たされたらちっとも楽しくない。あの方法が、7番ホールに向かうに当たって、気分良くかつ後ろめたさのない、唯一の方法だったんだよ。」(拙訳ですいません。。。)と言っています。
正当な権利を使っただけなんだから何も悪いことはしてないと思うのですが、自分も相手も気持ちよくプレーしたいということなんですね。素晴らしいです。

ガルシアとファウラーって、スイングタイプ的には結構似ていますよね。
しかも、ちょっと普通じゃできなそうなスイングです。2人のスイングについては、また別途ポストを起こそうかな。

すいません、こっからが本題です。
シャフトの選び方・前編 ~ フレックス(振動数)、トルク ~ に続いて、今日はシャフトの選び方・後編 ~ タイプとスイングの関係 ~です。

シャフトのタイプ4つ

・先調子
・元調子
・中調子
・ダブルキック

調子とは何かというと、シャフトの中で一番しなりやすい部分のことです。キックポイントとも言います。

キックポイントごとの特徴と、それに合うスイングタイプをそれぞれ整理していきます。

・先調子
ヘッド側に一番しなりやすい部分があり、逆に手元側が硬いということです。
ヘッドに近い部分が走るので、インパクトゾーンではアッパーにヘッドが動きやすく、かつヘッドもターンしやすいので、一般的には元調子と比べて球が上がりやすく、つかまりが良くなるでしょう。

先調子のシャフトが合うスイングタイプ
自分でタメを作れるタイプが、先調子のシャフトと合います。
自分でタメを作れるタイプは、手元側が固い先調子のシャフトでも、切返しのタイミングでシャフトをしならせられるので、インパクトゾーンでのヘッド側の走りを十二分に活かせます。
逆に元調子だと、タメの強いスイングでは、切返しのタイミングで手元側がしなり過ぎてしまい、タイミングを取るのが難しくなってしまいます。

・元調子
手元側に一番しなりやすい部分があり、逆にヘッド側が硬いです。
切り返しのときに、手元側でしなりを感じやすく、ヘッド側が硬いため、インパクトゾーンではダウンブロー気味にヘッドが動くため、先調子と比べると球の高さは抑えられます。
また、ヘッドもゆっくりターンするので、つかまり過ぎないという特性があります。

元調子のシャフトが合うスイングタイプ
ダウンスイングでタメの強くないタイプが、元調子のシャフトと合います。
切返しのタイミングで手元側がしなってくれるので、自らタメを作らないタイプとの相性が良いです。

・中調子
シャフトの真ん中辺りに一番しなりやすい部分があり、手元側とヘッド側両方が硬いということです。
シャフトとしては癖のないモノが多いです。
ただ、全体として硬いともいえるので、フレックスを上げるとシャフト全体としてしなりを感じずらい、という結果を生む場合があります。

中調子のシャフトが合うスイングタイプ
あまり癖のないシャフトなので、その分多くのプレイヤーと相性がいい場合が多いです。

・ダブルキック
シャフトの真ん中が硬く、手元側とヘッド側の両方がしなります。
そのため、切返しのタイミングでは手元側、インパクトゾーンではヘッド側が走るため、捕まりも良いです。

ダブルキックのシャフトが合うスイングタイプ
基本的には、ダウンスイングの切返しのタイミングでは、シャフトが自然にタメを作ってくれますし、インパクトゾーンではヘッドが走るため、タイミングさえ合えばどんなプレイヤーにも合います。


以上が、シャフトタイプとスイングタイプの相性です。
まずは自分のスイングを正面からと横から撮った上で、自分のスイングタイプを把握し、その上で試打などに行かれると良いかと思います。

2014/02/24

[PGAツアー動画]2014 アクセンチュアマッチプレー選手権 ファイナル

2014 アクセンチュアマッチプレー選手権 ファイナルの動画です。


J.デイとV.デュビッソンの決勝となった、2014年アクセンチュアマッチプレーですが、延長23Hまで行きJ.デイが勝利しました。
J.デイは、PGAツアーとしては2010年のHP バイロンネルソンチャンピオンシップ以来の優勝です。

ここ数年、メジャー大会では何度もトップ10に入る活躍を見せていて、もっと勝ってそうなイメージがありましたが、久しぶりの勝利ですね。
対するV.デュビッソンは、2009年に世界アマチュアランキングNo.1にもなったことのある選手で、フランスからは結構久しぶりに出てきた大物ではないでしょうか。

J.デイは、メジャーの中でも特にマスターズで上位に食い込んでるので、これを弾みとして初のメジャー勝利も可能性がありそうですね。

[PGAツアー動画]2014 アクセンチュアマッチプレー選手権 セミファイナル

2014 アクセンチュアマッチプレー選手権 セミファイナルの動画です。


決勝は、J.デイとV.デュビッソンになりました。
J.デイは去年のメジャー大会でも、上位に顔を出すことが多かったので、実力は折り紙つきですね。
J.デイは、スタイルとしてはかなり攻撃的なゴルフを展開する選手だと思うので、そういう意味ではマッチプレー向きと言えるかもしれません。


結果は下記の通り。

○J.デイ3&2●R.ファウラー
○V.デュビッソン1up●E.エルス

2014/02/23

[PGAツアー動画]2014 アクセンチュアマッチプレー選手権 4回戦

WGCのアクセンチュアマッチプレー選手権、4回戦のハイライト動画です。


結果の詳細は下記です。
大好きなL.ウーストハイゼンが負けちゃいました。
ファウラーの調子が良さそうですね。

○J.デイ 2&1 ●L.ウーストハイゼン
●J.スピース 4&2 ○E.エルス
●J.フューリック 1up ○R.ファウラー
●G.マクドウェル 1up ○V.デュビッソン

2014/02/22

[PGAツアー動画]2014 アクセンチュアマッチプレー選手権 3回戦

WGCのアクセンチュアマッチプレー選手権、3回戦のハイライト動画です。


詳細の結果は下記の通り。

●W.シンプソン 5&4 ○L.ウーストハイゼン
○J.デイ 3&1 ●G.クッツェー
●J.ダフナー 1up ○E.エルス
●M.クーチャー 2&1 ○J.スピース
○J.フューリック 1up ●H.イングリッシュ
●S.ガルシア 1up ○R.ファウラー
○G.マクドウェル 1up 21H ●H.メイハン
●B.ワトソン1up ○V.デュビッソン

シャフトの選び方・前編 ~ フレックス(振動数)、トルク ~

ブログの内容とまったく関係ないですが、Tigerが格好良かったので。。。

ゴルフクラブを選ぶ上で、シャフトの選定は重要な要素です。
シャフトひとつで、球筋やスピン量、フィーリングは大きく変わり、それによって飛距離も方向性も安定性も大きく変わります。
自分のスイングに合ったシャフトを選ぶことが重要で、選ぶ際には試打して計測し、結果とフィーリングの良いものを選ぶようにしてください。

シャフトを選ぶ上で、考慮すべき点は以下の4つです。

・フレックス(振動数)
・重量
・トルク
・タイプ

シャフトの選び方・前編では、この中でも特に誤解している方の多い、フレックス(振動数)と、トルクについて取り上げます。
後編は、タイプとスイングの関係についてで、明日とかに書くつもりです。

それでは、解説していきます。

フレックス(振動数)とは
フレックス(振動数)とは、要は硬さのことですね。
どのシャフトも大抵、R/S/Xなどの3種類が用意されており、モノによってはSRなんかもあったりします。
このSだとかRだとかの表記がやっかいで、騙されてしまうことが多いのです。
なぜならば、この表記に一定の基準はなく、メーカー独自の判断でR/S/Xなどと表記されているだけです。
AというブランドのSと、BというブランドのSが、同じ硬さであるという保証は全くありません。
まず、この点を念頭に置いてください。

では、どのように判断すればよいのか。
その判断の基準となるのが、振動数です。
僕が何度もしつこく(振動数)と記載しているのがその理由で、振動数は定量的な値なので、その値によって正確に比較することができます。
振動数大→硬いシャフト、振動数小→柔らかいシャフト、と覚えてください。
なんか、振動数が大きい方がより多く振動してて多くしなるのでは?、と勘違いしそうですが逆です。

大体の有名なシャフトは、シャフト名+振動数でググれば出てくるので、それを参考にしてください。
この振動数を比較すれば、シャフトごとの違いが分かります。

また、この振動数とヘッドスピードの適正としては、一概には言えないものの、
・ドライバーのヘッドスピード40m/s → 振動数:235から250ぐらいまで
・ドライバーのヘッドスピード45m/s → 振動数:250から265ぐらいまで
・ドライバーのヘッドスピード50m/s → 振動数:265から280ぐらいまで
ぐらいと言われることが多いですね。

SとかRとかの表記に騙されることなく、振動数まで調べた上で適切なシャフトを選んでください。

トルクとは
トルクとは、シャフトのねじれのことです。
シャフトは、しなりの他にねじれも発生します。
トルクの値が大きいほうがねじれが大きく、値が小さいほうがねじれが少ないです。

トルクの話になるとよく出てくるのが、車のハンドルの"遊び"と同じである、という話です。
遊びが多いハンドルでは、少し動かした程度では遊びに吸収されるので、車の向きに急激な影響はありませんが、遊びの少ないハンドルでは動かした分がダイレクトに車の向きに影響します。

同様に、トルクが大きいほうがスイングが多少乱れても、ヘッドが簡単には乱れません。
逆に言うと、自ら操作したいというプレイヤーには、ヘッドの動きにダイレクトに反映されないので、操作しづらいという印象になります。

トルクについては、以前は小トルクのシャフトを作るのが困難だったため、小トルクの方が高く、いいシャフトという印象でした。
ただこれは、最近では積極的にトルクの大きいシャフトを採用するメーカーも増えてきており、スイングタイプなどによって検討するべきです。

基本的には、下記のように考えるといいと思います。
・より球をつかまえたい     → トルク小
・球をあまりつかまえたくない  → トルク大
・ミスの許容性を高めたい   → トルク大
・操作性を高めたい               → トルク小

自分のスイングタイプ、どうショットを打っていきたいのかを検討した上で、トルクの数値を見てシャフトを選んでみてください。


以上が、シャフトの選び方・前編です。
次は、タイプとスイングの関係について取り上げます。

2014/02/21

[PGAツアー動画]2014 アクセンチュアマッチプレー選手権 2回戦

WGCのアクセンチュアマッチプレー選手権、2回戦のハイライト動画です。



松山選手、一時は3upまで行っていたのに負けちゃいましたね。残念です。
とはいえマクドウェル相手に、18Hまで持ち込んでの負けなので、実力は発揮していたし、見せ場もありましたね。

ハイライト動画の見どころとしては、
・0:44あたりのスピースのバンカーからのチップイン。ピン抜いて、チップイン宣言みたいな状態で本当に入れちゃうあたり、ただものではないですね。
・1:34あたりの松山のチップイン。ピンに当たってなかったら結構オーバーしてたかな。。。前半はいいペースだったんですけどねぇ。。。
・2:22あたりのダフナーのチップイン。好きです、ダフナー。
・極め付けは、2:41あたりのエルスのアプローチ。結構な左足下がり、手前にバンカーという状況から、OKもらえるところまで寄せてきました。左足下がりでフェース開いて打つのは、アプローチの中でもかなり難度の高い部類です。素晴らしいですね。

2回戦の詳細結果は下記の通り。
前回優勝者のクーチャーはまだ残っていますが、マキロイ、ヘンリック・ステンソン、スネデカー、ジャスティン・ローズが負けるという、1回戦に続く波乱の2回戦ですね。

○S.ガルシア3&1●B.ハース
○R.ファウラー1UP ●J.ウォーカー
●P.ハンソン 3&1 ○V.デュビッソン
○B.ワトソン 2UP ●J.ブリクスト
○J.デイ 1UP/22H ●B.ホーシェル
○G.クッツェー1UP/21H●P.リード
○M.クーチャー1UP●R.ムーア
○J.スピース5&4●T.ビヨーン
●R.マキロイ1UP/19H○H.イングリッシュ
●C.シュワルツェル3&2○J.フューリック
●R.スターン2UP○H.メイハン
○G.マクドウェル1UP●松山英樹
●H.ステンソン4&3○L.ウーストハイゼン
●B.スネデカー4&3○W.シンプソン
●J.ローズ1UP/20H○E.エルス
○J.ダフナー2&1●M.マナッセロ

2014/02/20

[PGAツアー動画]2014 アクセンチュアマッチプレー選手権 1回戦

WGCのアクセンチュアマッチプレー選手権、1回戦のハイライト動画です。



松山選手が2010年に全米プロを獲ったこともあるマーティン・カイマーに勝利しています。
とは言っても、2013シーズンの両者の成績から見ると、そこまで驚く結果ではありません。
PGAのホームページでも、松山選手が勝つ予想になっていました。
今シーズンからPGAツアーが年またぎのシーズンとなってはいるものの、通常のカレンダーで行けばまだまだシーズン開幕したばかりというところということもあってか、ビッグネームの1回戦敗退も数あり、ちょっとした波乱の一回戦だったと言えると思います。
ザック・ジョンソン、ダスティン・ジョンソン、キーガン・ブラッドリー、リー・ウエストウッド、イアン・ポールターの敗戦などは少し残念ですね。

1回戦の詳細結果は下記の通り。